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顎関節の仕組み

顎関節は、側頭骨と頬骨の2つの骨でできている穴(関節窩)と、下あごの両端にある関節頭、骨同士の間に関節円板というクッションからできている。

顎の動きが正常な場合は、大きく口を開けると下あごの関節頭が、関節窩から前の方に抜け出てくる。同時に関節円板も、常に骨と骨の間にあるように動いてくる、。左右の関節の動きが、同時に起こると、口もまっすぐ開く
様になる。また、非常に耳の穴に近いため、正常でも関節運動時に音が聞こえる場合がある。一番歯がよくかめる位置を、中心咬合位と呼び、関節頭が、もっとも上にある位置を、中心位と呼ぶことが多い。

口を開けるときには、外側翼突筋と舌下筋郡その他の筋の収縮が起こり、顎関節頭が、前に下に移動する。口を閉めるときには、内側翼突筋、咬筋、側頭筋などの収縮が起こり、関節頭が後ろ上に、戻っていく。このときも関節円板は関節円板は、常に関節頭を、覆うように動きにあわせて動いていく。