人工歯根について
  ・人工歯根(インプラント)とは、歯の抜けた所に人工の歯根を埋め込んで、その上に人工の歯を装着
   する方法です。

カルシテック・インプラントについて
当医院で使用している、カルシテック・インプラントの表面(上右の図)に使用されている材料は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれ、顎(あご)の中で積極的に骨と結合しようとする生体活性材料です。他のインプラントシステムと比較して、さらに生体と馴染みやすく、最も安全な材料の一つです。


                                                    
                                                                                                                                                                                                         

           このような方にオススメ        

       ・ブリッチにする為に健全な歯を削りたくない!!
      
 ・入れ歯は、違和感あってとりはずしがめんどう。
       
入れ歯は、バネが見えたりして、見た目が気になる。
       
入れ歯による発音、発声に不便を感じている。

            特別な注意も必要となります        

       ・健康な歯に比べると、人工物であり、弱い歯です
      
 ・入れ歯で我慢できる人は、手術する必要がなく、最も安全です。
       
最初の手術後4-6ヶ月間、人工歯根と骨が癒合するまで待つ必要がある。
             (その間は、入れ歯その他で見た目によくなるよう工夫が必要です。)
       
人工歯根は、歯槽膿漏になりやすく、歯根膜がないため痛みを感じにくくなります。
             (十分な毎日の手入れと、定期的観察が必要です。)

          手術について
 人工歯根を顎の骨に埋め込む一次手術とインプラントが顎の骨についたのを確認してから、支台を装着する二次手術を行います。手術時は麻酔をしますので、痛みについては、心配ありません。

           症例写真1 上顎の右半分に人工歯根による治療

治療前の口の中の写真
右上の糸切り歯から奥の歯全部が欠損





インプラントを埋め込んで約6ヵ月後、インプラントと骨と癒合したあと、インプラントの上の歯ぐきを切取り露出させる。                             
                                     

 歯ぐきから露出させたインプラントの型をとり、スクリューでとめるタイプの、差し歯の土台(支台)を作る。

くい(差し歯の土台)をインプラントにねじでとめて型をとり、その上にかぶせる白い歯を作る。

技工士が作成した白い歯と固定のために使用するネジ

白い歯(上部構造)を装着した口腔内写真とレントゲン写真


症例写真2
 上顎の歯が、すべて無い方への、人工歯根治療はこちらです



症例写真
治療前

 


インプラント(人工歯根埋入)手術


人工歯根に土台を装着(支台
 


 
1年半後