2005
○○クリニック
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睡眠時無呼吸症候群の歯科的治療について。

SAS)とは

10秒間以上続く無呼吸が、一晩の睡眠中(7時間)に30回以上、もしくは1時間に平均5回以上認められ、かつその一部は脳波上覚醒している睡眠時(ノンレム睡眠)にも認める場合を睡眠時無呼吸症候群といいます。

無呼吸により脳波上も覚醒し、深い睡眠を得ることができなくなり(断眠)、日中の眠気を生じたり、集中力が低下します。また無呼吸により血液中の酸素の低下と炭酸ガスの蓄積や血液の酸性化をもたらし長期的には様々な臓器に悪影響を及ぼします。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の分類

呼吸の指令を出す脳の障害による中枢型睡眠時無呼吸症候群(CSAS)と、上気道が閉塞して呼吸ができなくなる閉塞型睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の2つに大別されますが、OSASが無呼吸の原因の95%を占めるとされます。このうち歯科の分野では、OSASの場合に、下顎の位置を前方に、することにより、気道を広くし、状気道の閉塞を防止することを目亭とする装置を使用します。
○治療の流れ
歯科単独では、健康保険治療としては認められておりません。
呼吸器科。耳鼻咽喉科などで、睡眠時無呼吸症候群と診断され、閉塞型無呼吸症候群で、歯科による装置が適応との意見書が必要となります。
○装置の種類について
  1、Snore Guard

長期使用しやすいが維持力にやや難点

2、Sleep sprint

軟性と硬性レジンのどちらでも作られる。
一般的に用いられているType

3Klearway


効果は高いが、複雑でやや壊れやすい。費用が高いなどの欠点をもつ